PS4で発売された「Bloodborne(以下ブラボ)」を現在プレイしている。
トロコンも完了したので、感想というか、所感として記事にしておく。
タイトルでも触れたが、ブラボは「デモンズソウル」や「ダークソウル」などのシリーズとはひと味違う。
その辺りのことをメインに書いていきたい。
##世界観や雰囲気がまるで違う
まずプレイして最初に感じるのが、その世界観の違いだ。
中世ファンタジーを彷彿とさせるこれまでの世界とは異なり、今回は19世紀前半のイギリスが舞台となっている。
そしてそのストーリーの骨子となるのは「獣の病」「伝染病」と、どう考えてもバイオハザードな設定。
中盤くらいにその色が一層濃くなり「バイオハザード4だったかな?」と錯覚を覚える程。
こういう方向性も有りだが、やはりドラゴンとも戦いたかったなぁ。
##盾から銃へ、役割の変化
今作に盾は無い(無いとは言ってない)。
代わりに銃が左手武器として追加されている。
銃は敵の攻撃に合わせてタイミングよく攻撃することでパリィを取ることができ、後述の内蔵攻撃につなげると大ダメージが与えられる。
パリィが取れない場合も銃によるダメージが与えられるが、ダメージソースとしては余り期待はしない方がいい。
それでも牽制や削り等の役割は充分果たしてくれるだろう。
ただし、弾薬の制限があるので残弾数には常に気をつける必要がある。
無制限にパリィが出来ないというのは、割りとシビアだ。
##武器の変形
私は仕込み杖しか使っていないので、これについて余り多くを語れない。
ただしこれだけは言える。
変形カッコイイ。
それだけで価値がある。
##ローリングがステップに変化
敵をロックしている最中はローリングがステップに変化するようになった。
ステップはローリングよりも高速で、連続して使用することが出来る。
連続ステップで裏を取ったり、逆サイドに回ったり、とても同じシリーズとは思えない動きが可能になった。
ただし、巨大なボスなどの場合、ロックをするとカメラが非常に不愉快な動きをするので、その際の立ち回りには注意したい。
##リゲインによる戦闘スタイルの変化
リゲインとは、受けたダメージの一部を攻撃によって回復する、というシステムだ。
このシステムが追加されたことによって、今までのシリーズと戦闘スタイルが大きく変わった。
これまでのシリーズでは、敵と相対したときには盾を構え相手の攻撃に合わせた対応をしていく、後出しの攻撃が主体だった。
そのため、戦闘の際は一対一になるように立ち回るのが基本。
ところが、ブラボでは敵がグループで行動するシーンも多く、多対一という状況が必然と発生してしまう。
無理ゲー!と投げ出したくなるところだが、リゲインの存在によりこの状況を逆手に取ることができる。
敵を複数巻き込んで攻撃すれば、リゲインは1HIT毎に回復が発生するので、ダメージを気にせずゴリゴリ攻撃していける。
このシステムによる変化はとても面白く、今までのシリーズには無かった爽快感が生まれている。
次回作があれば、ぜひ踏襲して欲しい。
##致命の一撃もとい内蔵攻撃
名前がダサい!でもそこがいい!!
内蔵攻撃って直球すぎ。説明書読んでて笑った。
名前の通り、内蔵に直接攻撃する?ので色々ぶちまかれる。
グロに耐性無い人は注意かも。
##深追いが招く死からの脱出
深追いは得てして死を招くものである。
ことボス戦においては、いつ死ぬか分からない緊張感から逃れたい余り、欲を出して深追いをしてしまうケースが多い。
だが、今作では深追いをする必要は無い。銃があるから!!
ボスの体力が残り僅かなら、銃を乱射してさっさと終わらせるのが精神衛生上宜しい。
攻略中に侵入されると非常に気分が悪くなるため、終始オフラインでプレイしていた。
今は聖杯を中心にオンラインでプレイしている。
全然マッチしないけど。
聖杯オンラインがもっと盛り上がりますように。