NiceHashから受け取ったマイニング報酬をきっちり確定申告したので、来年のために備忘録。

マイニング報酬の受取アドレスはbitFlyerを使用。 取引レポートに取引時のレートが記載されるようになったので(2月入ってから?)仕訳の金額が正確になった。

確定申告ソフトは「やよいの青色申告18」を使用。 「会計freee for 仮想通貨」も試したが、トレード専用のようでマイニング報酬のレポートは読み取ってくれなかった。
(やり方が悪かっただけかもしれないので今後の課題)

bitFlyerから取引レポートをダウンロードする

  1. ログインする
  2. お取引レポートをクリック
  3. From To で期間を指定(2017年1月1日~2017年12月31日)してレポートを表示
  4. ダウンロード:全てのお取引をクリックしてダウンロード

次の項で使うのでわかりやすい所に置いておく。

マイニング収益仕訳ッターで仕訳レポートを作る

  1. ファイルを選択する から取引レポートを選択する
  2. 取引レポートの仕訳結果 からXLSXをDL(やよいの青色申告)する

次の項で使うのでわかりやすい所に置いておく。

仕訳レポートを「やよいの青色申告18」で読み込む

  1. 仕訳日記帳を開く
  2. ファイル → インポート を選択
  3. テキストファイル(*.txt) → すべてのファイル(*.*) に変更
  4. 仕訳レポートを選択して開く

仕訳日記帳にマイニング報酬の仕訳が追加されていれば成功。

マイニング帳(預け金帳)を作る(オプション)

  1. 設定 → 帳簿・伝票設定 を選択
  2. 名称未設定 となっている帳簿を一つ選択
  3. 帳簿の設定 タイプ:補助元帳 名称:マイニング帳 に変更
  4. 金額欄の名称 左側:収入金額 右側:支出金額 に変更
  5. 対象勘定科目 預け金 にチェックを入れる
  6. OKボタンを押して作成完了

マイニング帳を開いて補助科目「指定なし」に表示されるようになれば成功。

預け金に補助科目を追加する(オプション)

マイニング帳に預け金に関する全ての仕訳が表示されてしまうので、 株や為替のトレード等をしている場合は、補助科目を追加してマイニングに関する取引と分けて表示する方が見やすい。

  1. マイニング帳を開く
  2. 科目設定 を選択
  3. 資産 → 流動資産 → 他流動資産 → 預け金 を選択
  4. 補助作成ボタンを押す
  5. 補助科目名に取引所の名前を書いて登録
  6. 利用している取引所の数だけ 4~5. を繰り返す

アドセンス収入やアフィリエイト報酬があれば、雑収入にも補助科目を追加するとより良い。

電気代を計算して経費にする

これを忘れてはイケナイ。
金額に根拠がないと経費にはできないので、リグ(マイニングPC)には必ずワットチェッカーつけて電力を記録しておく。
うちのリグでは電力は790~830wで推移しているが、NiceHashが選択するアルゴリズムで多少変わるので、少なめの平均値で計算すると良い。

例としてここでは使用電力を800w、1hour/1kwは25円で計算する。

1時間当たり:800w / 1000w * 25yen = 20yen
1日当たり:20yen * 24hour = 480yen
1月当たり:480yen * 30day = 14400yen

私の場合は他にも事業として電気を使っているので、マイニングに掛かった費用を経費計上し、残りを事業・家事で按分している。

こういう面倒くさい仕訳は振替伝票が大変便利だ。
振替伝票はもはや神器である

借方・貸方には同じ金額が入る。
※未払金はクレジットカードの支払いの仕訳


こんな感じで、例年には無かったイニング報酬の仕訳をして、確定申告を終わらせた。
今のところ税務署からは連絡ないので、問題がないものと思いたい。

今年は既に掘れる量がイマイチになってきたし、事業としては早々に撤退しかねない状況だが、もう少し(リグが)頑張る。